部下に言ってはいけないNGワードⅢ
~何やっているんだ!早くしろ!~
前回の話は、
リーダーが強がれば強がるほど、メンバーは離れていってしまう。
だから、リーダーは、自分の弱みをさらけ出し、その弱みに真摯に向き合い、メンバーの力を借りながら、チームの目標を達成することが大事だ。
ということでした。
https://yoshidayuji.com/jyonetsu-strengthen-leader/
では、今回のはじまりです。
年度末を迎えた現場事務所をちょっと覗いてみると、情熱所長が部下に、
何やっているんだ!
早くしろ!
と怒鳴っています。
情熱所長!
大分興奮しているね!?
そうなんです!
期限を守れない部下が多くて困っているんです(泣)
それは大変だ!
確かに緊急の場合は、部下を正気に戻すために、
「早くしろ!」
と怒鳴っても仕方がないと思う。
そうですよね!
でも、それ以外のときは、どうだろう?
大事なことは部下が仕事を期限に間に合わせることだよね?
そうですけど…。
部下に早く仕事をさせたいときって、どう言ったら良いのでしょうか?
「何やっているんだ!早くしろ!」
と部下を脅してパニックにさせるより、冷静に、
「期限までに何が残っているの?」
と頭の中を整理させた方がいいな。
どうしても、
「早くしろ!」
と言いたくなってしまいます(汗)
その気持ちはわかるけど、それを言っても部下は焦るばかりでミスが多くなってしまう!
そうか!
ミスが多くなるのは、私が、
「早くしろ!」
と怒鳴っているかもしれませんね(汗)
そうかもしれないな!
大事なことは部下が今やるべきことに気がつくことだ!
確かに!
いつもギリギリになってしまう部下がいたら、仕事の進め方をもう一度教えた方がいいね!
仕事の進め方を教えるんですか!?
そう!
上司は自分ができるから、部下も同じようにできると思いがちだ。
だから、
「これやっといて!」
と詳しく説明しない場合が多い。
そうかもしれません(汗)
だから、最初は、仕事の完成から逆算した各プロセスのリミットやスタートのタイミング、情報の集め方、他の仕事との調整の付け方などを教えてあげることが必要だね。
そうか!
その辺をちゃんと教えていなかったかもしれません。(汗)
そうだろう!
そして、部下が少しずつわかってきたら、部下が考えた仕事の進め方を聞いて、アドバイスしてあげるんだ。
そうですね!
もっと具体的に教えておけば良かったなといつも後悔しています!
もう一つ、部下が思い通りに仕事が進まないときは、上司がタイミングよく
「どう、調子は?」
と声掛けして、悩みを聞いてあげて欲しい。
そうすれば、部下も前に進むことができる。
そうですね!
上司の声掛けも大切ですね。
「早くしろ!」
と言って、部下をパニックにさせるのではなく、
やるべき仕事を終わらせることに集中させることが上司の仕事だ!
わかりました!
やってみます!
さて、今回の質問です。
その一言、部下にやるべきことを気がつかせていますか?
次回に続けます!お楽しみに!(^o^)!
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