〜 自動翻訳スイッチを手に入れ、言葉を変える!〜
「You(あなた)からLet’s us(私たち)へ
前回は、否定言葉「失敗したら駄目じゃないか!」から
ONE TEAM スイッチ!」
共感言葉「そうか、失敗したのか?」に変えてみよう!でした。
吉田部長と情熱課長との会話です。
今回は、どんなことになるでしょうか。
はじまり、はじまり!
情熱課長、また深刻な顔をしているね!
何かあった?
今度は部下に、あなたは、どうしたいの!と
声を掛けたんですが、
すごく悲しい顔をして泣き出してしまったんです!
そんなことがあったの、それは深刻だね!
そうなんです、泣き出してしまったから、
それからは話すのを辞めたんですが
そんなときはどうしたら良いでしょうか?
そうだね、泣いてしまったときは、
その子も気持ちが高ぶっているから
少し時間をおいて話した方がいいと思うよ!
でも、また同じことの繰り返しのような気がするんです!
泣いてしまう要因は他にも理由があるかもしれないが
一つは、あなたは、どうしたいの?という質問かもしれないな!
それは教えてもらった質問言葉のつもりなんですが?
質問言葉でも言い方によっては
命令に近くなってしまうこともあるんだ!
特に情熱課長のように情熱を持って質問すると力が入り過ぎて
命令のように聞こえるのかもしれない!笑
え、難しいですねー!じゃ、どうすればいいでしょうか?
情熱課長が【あなたは、どうしたいの?】と
部下に言ったとき、部下は自分だけが責められると思い、
え、私だけなの?一人じゃ考えられない!と
不安になってしまうんだ!
だから気の弱い部下は泣いてしまったんですね!
そう、それが要因の一つだと思う。
だから、こんなときは、
【あなた】ではなく【私たちチームとして】という
言葉を使ってみるといいよ!
え、それだけでいいんですか?
そう、今までは【自分だけ!!】と思っていたところに
【私たちという安心感】と【私たちという視点】が加われば
高い視野を部下は持つことができるんだ。
そうすると、自分を自分の外側から見つめることができるんだ!
ええ、そうなんですか!
そうすれば、そうだ!あの人に頼んでみよう!とか
もう一度みんなで話し合ってみようか!というような
アイディアが浮かんでくるんだ
あなたと私たちでずいぶん違うんですね!
だから、あなたは、どうしたいの?を使っていれば
ONE TEAMスイッチをポチって押して
私たちチームとして、どうしたらいいんだろう?を
使ってみるといいよ!
YouからLet’s usに変えてみるんですね!
そう、そうすれば部下の視野が100倍広がるよ!
はい、わかりました。やってみます!
では、今回の質問です。
どうやって部下の視野を広めますか?
次回に続けます!お楽しみに!(^o^)v