目標の意義を伝える
前回は、部下が安心できるように心理的安全性のある職場をつくることでした。
https://yoshidayuji.com/jyonetsu-mentality-safety
では、はじまりはじまりです。
情熱課長!
5月も終わりだね。
部下の様子はどうかな?
そうですね。
連休も終わり、4月にあった生き生きとした雰囲気がなくなってしまった気がします。
そうか。
それは5月病かもしれないね。
何かもやもやしたものが部下にあるのかもしれないね。
どうすればいいんでしょうか?
前回は、どんな話をしたか覚えている?
そうですね…。
前回は、確か、心理的安全性のある職場をつくることが
大事だということでしたよね!
そう!
繰り返しになるが…。
心理的安全性のある職場にすれば、チーム内で思ったことを発言し自分をさらけ出しても職場での人間関係を損なうことなく、自分のパフォーマンスを発揮できるということだったね。
そうでしたね。
だから、
「納得いかない!」
「誰にも言えない!」
「ミスを絶対に許さない!」
の【ないない職場】から、
「納得できる!」
「誰かに聞いてもらえる!」
「チャレンジOK!」
の【あるある職場】にしてきたつもりです。
いいじゃないか。
でも、部下がちょっと、もやもやしてきたというわけだ。
なにが起きているのかな?
わからないです!
たとえば、この現場の目標はなにかな?
来年の3月までに工事を終わらせることですが…。
そうだったよね。
でも、その目標で部下にやる気がでるだろうか?
工期が決まっているから、当たり前じゃないですか?
そう!
当たり前なんだけど、
「当たり前だから」
と思っている情熱課長は、北風上司になっていないかな?
え?!
「当たり前だから」
は、北風上司なんですか?
そう、それは北風上司なんだ!
ここはニコニコ太陽上司にならないといけないな。
「この工事はなんのためにやっているのか?」
部下はわかっているかな?
そうですね。
あんまり皆の前で言っていないかも知れません。
例えば、ここは地下鉄の駅を改良する工事だろう?
今まで足の不自由な方は、地下鉄になかなか乗れなかった。
でも、この工事を完成することで、足の不自由な方でも
地下鉄を気軽に利用できるようになるわけだ。
そうですよね。
だから、
「この工事を完成させることは人の役にたっている!」
と部下に伝えなくてはいけないな。
そうですね。
工事を完成させることの意義を伝えていませんでした。
「人の役に立っている仕事をしているんだ」
という感覚は大事ですね!
そうか!
工事を完成させることの意義が大切なのか!
もう一度意義について考えみなに伝えます!
そうだね。
情熱課長がニコニコ太陽に変わるね!
今回の質問です。
仕事やプロジェクトを終わらせる意義はなんですか?
次回に続けます!お楽しみに!(^o^)v
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