情熱課長シリーズ 「部下が変わる本当の叱り方」
～人はそれぞれ違う。違いを知る～
情熱課長は、ある建設会社で意気揚々として活躍している現場課長です。
でも、ちょっと最近上手くいかないことが多くなり悩みだしました。
そんなところに、上司である吉田部長が現れます。
では、物語のはじまりです。
情熱課長は、今までの仕事が認められ今期初めて課長に昇進し大きな現場を任されました。
目をギラギラさせ、
俺は、この仕事をやり遂げてのちは支社長か社長になるぞ！
と燃えています。
ところが自分がいくら頑張ってもチームは自分の想い通りにならず、部下にはっぱを掛ければかけるほど現場は暗くなるばかりでした。
このままでは、まずいことになる。
何とかしなくてはと焦るばかりでした。
なんでなんだろう？
こんなに頑張っているのに…？
そんな時、情熱課長の上司にあたる吉田部長が現場にひょっこり訪れてきました。
情熱課長、どうだい調子は？
どうも上手くいかなくて…。
情熱課長は、何が起きていると思う？
……何が起きているのか？
…分かりません。
情熱課長は、とても優秀で今まで１人で仕事をこなして来たよね！
そうです。
頑張りました。
だから、この現場も頑張って成功させたいんです！
私も情熱課長は行動力も責任感があり、そして情熱も持っていると思っている。
だから、情熱課長は、この現場のメンバーも自分と同じように頑張れるはずだと
思っている。
そうなんです。
でも、すべての部下が君と同じように考えているだろうか？
そうだと思います。
私と同じように情熱を持ってくれていると思います。
まず情熱課長は、とても優秀で仕事ができるから、このポジションにいる。
だけど、全員がそうだろうか。
情熱課長のように情熱を持ち能力を持っているだろうか？
自分とは違うと思いますが、仕事ですから。
そこなんだ！
まず人、部下は自分と違うことを知ることが大事なんだよ！
人は、それぞれ違う…？
そう、そこを理解しないといけなんだ。
人は、それぞれ違う！
う～ん…？
情熱課長は、天を仰ぐように考えています。
今回のあなたへの問い掛けは、
あなたは、部下が何を好きか、得意か知っていますか？
次回に続けます。お楽しみに！(^o^)ｖ
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