~何回言っても伝わらない!~
前回、叱り方褒め方に悩む情熱課長は、吉田部長から、
まず、現場の目指すゴールとありたい姿を決めて、それをメンバーに宣言する。
チームのゴール達成やありたい姿に向けて、部下が相応しい行動をすれば褒めるし、
そうでなければ叱るんだ!
とアドバイスを貰いました。
https://yoshidayuji.com/jyonetsu-why-praise-scold/
では、今回のはじまりです。
情熱課長!
叱り方、褒め方は上手く行っているかい?
ええ!
私たちの目指すものを繰り返し伝えています。
でも、上手く伝わっていない感じがするんです。
部下が何か飽き飽きしているようなんです。
飽き飽きしている?
可笑しいね(笑)
何が可笑しいんですか(汗)
情熱課長が何回も同じことを言っているシーンを想像して昔の自分を思い出してね!
吉田部長もそうだったんですか?
私もそうだったんだ。
現場のメンバーがてっきり分かっているかと。
でも、そうではなかったね。
目標を言い続けるだけではダメだったんだ!
どうやって、みんなにそれを浸透させたんですか?
情熱課長は、何だと思う?
何でしょうか?
それは、質問なんだ!
え?
質問なんですか?
どんな質問なんですか?
「あれ、どうなっている?」
「あれ、進んでいる?」
という感じかな!
そんな簡単な質問で良いんですか?
そう!
簡単な質問ほど相手に考えさせるものはないよ。
例えば部下に測量について、
「どうなっている?」
と質問したら、
「チェックしていますから大丈夫ですよ」
と返ってくるか、
「すいません、チェック忘れました」
「もう一度、チェックして来ます!」
と答えてくれる。
そうか!
部下に質問して本人に考えさせるわけですね!
この質問を繰り返す内に、部下は現場に行ったら、
「あれとこれをチェックしなくちゃいけないな!」
書類を見たら、
「これは仕様書にあっているかな!」
と考えるようになるになるんだ。
指示ではなく自分で考えて行動するようになるんだ!
そうか!
いつも課長から聞かれるから、答えることが習慣になってくるわけですね。
そうすれば同じことを何回も言わなくて済むわけか!
そうそう!
情熱課長も分かってくれたようだね!
朝礼やミーティングでは、チームに目指すゴールやありたい姿を繰り返し伝え、オフィスや現場では質問するだけ!
なるほど!
伝えることと質問することを繰り返すわけですね!
そう!
習慣になるまでね。
最初は思ったような答えが返ってこないかもしれない。
でも、怒らずに根気よく続ければ部下も変わってくる。
はい、わかりました。
怒らずに、やってみます!
今回の質問です。
部下に指示ではなく質問をしていますか?
次回に続けます。お楽しみに!(^o^)v
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